JR東海は5日、高山線の上り普通列車が4日夜に停車予定の古井駅(岐阜県美濃加茂市)を通過し、約140メートル先で停車したと発表した。列車は戻ることができず、次の美濃太田駅(同)に11分遅れで到着した。運転士が通過列車と勘違いしたことが原因で、乗客約10人に古井駅で降りる予定の客はいなかった。
スマホ見せてグルメ・買い物お得に 岐阜新聞デジタルクーポン同社によると、列車は高山発美濃太田行きで、駅の出発信号機を越えた地点で止まったが、前方に踏切があって後退できず次の駅に向かった。古井駅で乗車予定の客が1人おり、同社がタクシーを手配したが、タクシーが駅に着いた頃にはいなくなっていたという。
同社は「指導を徹底して再発防止に努めてまいります」とコメントした。









