トヨタ自動車は13日、愛知県瀬戸市の瀬戸つばき特別支援学校で、知的障害のある生徒が段ボールの車を制作するイベントを開いた。社会貢献活動の一環として企画した。誰でもつくりやすい設計「ユニバーサルデザイン」を学び、将来の職業を考えるきっかけにもしてもらう狙いだ。
高校1年の約50人が参加し、オープンカーとトレーラー、小型トラックをつくった。トヨタ社員の手助けを受け、段ボールや発泡スチロールの部品を組み立てたり、水性インクで車体を桃色に塗ったりした。
段ボールの折り方は山折りに統一して作業を簡単に。一部の生徒はカッターを使って部品を切り出すなど障害の程度に応じ作業を分担した。






