世紀の好投手対決は、大垣日大竹岡大貴に軍配が上がった。第108回全国高校野球選手権第10日は26日、ぎふしん長良川球場で準決勝を行い、第1試合では中京が八回コールドの7―0で関商工を下し、7年ぶり12度目の決勝進出。大垣日大竹岡と県岐阜商柴田蒼亮との全国レベル投手対決は6―3で大垣日大が勝ち、3年ぶり9度目の決勝(28日午前9時30分試合開始 ぎふしん長良川球場)に駒を進めた。

◇バントなし強打の3連打で柴田にプレッシャー
 今チーム公式戦63回連続無失点記録を持つ県岐阜商柴田と、今春選抜での勝利を経験し、今夏の3回戦大垣養老戦で17奪三振をマークした大垣日大竹岡との注目の投手戦は意外な形で雌雄が決した。中盤の五回に県岐阜商バッテリーが2暴投1捕逸で4失点。だが、このミスを生み出したのは準々決勝までチーム打率1割9分8厘の大垣日大打線の気迫に満ちあふれた、積極打撃による3連打にあった。

県岐阜商×大垣日大=好投する大垣日大のエース竹岡=ぎふしん長良川

 県岐阜商柴田は初戦の18日の2回戦市岐阜商で1回、継続試合の19日に4回、20日の岐阜第一戦で6回と3連投。中1日の準々決勝中津商戦では継投で3回。各日の登板回数は多くなく、準決勝の大垣日大戦は中3日の休養があったとは言え、酷暑の炎天下で疲労の回復具合が心配された。

県岐阜商×大垣日大=力投する県岐阜商のエース柴田=ぎふしん長良川

 柴田は立ち上がりからエンジン全開。初回を三ゴロ、三振、右飛で切り抜けると、打線がその裏、大垣日大竹岡の立ち上がりを攻め、...