岐阜新聞デジタルが、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授の秋元祥治さん(岐阜市出身)とお届けするトーク番組「やっぱ岐阜やて!」。今回はモレラ岐阜(本巣市)での岐阜新聞創刊145年「感謝祭」会場で公開収録させていただきました! 第1回から見てくださっているという方もお越しいただきました。本当にありがとうございました! 記念すべき初の公開収録、テーマは「教育」。少子化、生成AIの普及で教育を取り巻く環境が大きく変わっています。「親世代のころとはまったく違っている」と秋元さん。なにがどう変わっているのでしょう。岐阜のおじさんたちが一生懸命語りました。頼むで見たって!(岐阜新聞デジタル独自記事です)
あきもと・しょうじ 1979年生まれ、岐阜市出身。早稲田大学政治経済学部中退。2001年にNPO法人G―net(岐阜市)を設立。2013年に「岡崎ビジネスサポートセンター」(オカビズ)センター長就任(現・チーフコーディネーター)、中小企業支援、売り上げアップをサポートしている。
カバリーニョ馬田 1975年生まれ、岐阜市出身。99年に岐阜新聞社入社。メディアラボ室長。「カバリーニョ」はポルトガル語で「子馬ちゃん」の意味。
◆モレラから公開収録!
馬田 岐阜新聞読者の皆様、こんにちは。そうじゃない皆様もこんにちは。岐阜新聞デジタルがお届けする「やっぱ!岐阜やて!」。今日はモレラ岐阜で公開収録ということで来ておりますけれども、今日は教育について。
秋元 はい。というわけで、今日公開収録ということで、馬田さん。本当に緊張していますね。
馬田 もう、しないほうがおかしい。
秋元 今日はたくさんの方にお集まりをいただいて、そして岐阜新聞145周年、こんな節目の機会にステージで公開収録させていただけること、とってもうれしいと思いますけれども、今日のテーマは教育。
馬田 教育。
秋元 今、教育のあり方が大きく変わってきているということを、ご来場の皆さんにも、そしてこのオンエアをご覧になっている皆さんにも、知っていただきたいなと思うんです。
馬田 私たちの世代だと進学校に行って、センター試験を受けて、大学に行くというのが一般的でしたよね。
秋元 そうです、そうです。
馬田 でも今、それが全然変わってきている。
◆6割が一般試験受けず大学へ
秋元 これ、まず大学に入る人の割合を押さえておいたほうがいいと思うんです。今、大学進学する人の割合、何割ぐらいかご存知ですか。なんと約6割。大学生になる人が6割もいるんですよね。
馬田 6割!
秋元 しかも、今全国に私立の大学が600を超えてあるんですけれども、6割近い大学が定員割れをしているんですね。
馬田 そんなに。
秋元 つまり、全入時代という言葉は耳にするけれども、大学に入ろうと思ったら入れる、そういう学校がたくさんあるという現実を受け止める必要があるんだと思います。一方で、私たちの先輩世代、例えば1950年の大学進学率ってどれぐらいかお分かりになりますか。
馬田 今が6割なんだから、30%ぐらいですか。
秋元 なんと7.9%なんですね。12人に1人しか大学に進学をしない、すなわちエリートたちが大学に行くっていう時代があったんです。ところが70年たって、今や誰もが大学を選ばなければ入れる時代になっている。大学のあり方そのものが、親世代と現実の間では大きなギャップがあるっていうことを、まず押さえておく必要があるんだと思うんですね。
馬田 大学の入り方も変わってきている。
秋元 そうなのよ。馬田さん、試験どうやって大学受けたの?
馬田 大学ですか。頑張って勉強してセンター試験を受けて、そのあと二次試験を受けて。
秋元 世代によって共通一次、あるいは共通テスト、センター試験、いろんなやり方ありましたけれども、普通に筆記の勉強をして大学を受けるというのが常識だったじゃありませんか。
馬田 そうですね。
秋元 今、それ少数派なんです。
馬田 少数派?
秋元 今、大学入試で試験を受けて入る、問題を解いて入る人は半分もいないんですよ。
馬田 半分いないんですか。
秋元 半分いない。大学に入る人の56%が、なんと...









