7月のロシア・カムチャツカ半島沖地震で津波警報が出た宮城県の沿岸部で、避難した人のうち警報や避難指示から15分以内に避難を始めた人が40%に満たなかったことが17日、県のアンケートで分かった。ハザードマップや避難先の確認などの備えを呼びかけている。
調査は8〜9月、県沿岸部15市町の住民に行い、4183件の回答があった。避難した人は25・5%。このうち津波警報や避難指示から避難開始までの時間が「15分以内」は39・3%、「15〜30分後」36・1%、「30〜60分後」16・1%、「1時間以上」7・6%だった。







