養老鉄道(岐阜県大垣市)の20代男性社員が運転士免許がないのに列車を運転していた問題で、中部運輸局が同社に対し、運転業務を統括する「運転管理者」の解任を命じる行政処分を検討していることが18日、同局などへの取材で分かった。保安監査を既に実施し、処分手続きの一環で聴聞を実施すると14日付で同社に通知した。
同社によると、男性社員は2月から免許を取るための訓練を受けていたが、3月に自ら中断。その後も運転士になる希望を抱いており、6月に約3分間、7月に約13分間、それぞれ別の運転士に頼み、運転を代わってもらっていた。








