記者会見する沖縄県南城市の古謝景春前市長=19日午前、那覇市

 沖縄県南城市議会に2度目の不信任決議を可決され失職した古謝景春前市長は19日、那覇市で記者会見し、12月の市長選への立候補是非について「まだ決めていない。後援会を含め検討している」と述べた。一連の市政混乱に関しては「騒動を抑えきれず、そのことについては私にも責任があり、おわび申し上げる」と陳謝。職員へのセクハラは重ねて否定した。

 古謝氏は10月、自身への不信任決議を可決した市議会を解散し、今月9日に市議選が行われた。17日に再び不信任決議が可決され、失職した。

 市長選には、元県議の大城憲幸氏が既に立候補を表明。自民党県議の座波一氏も出馬する意向を固めている。