【香港共同】香港政府当局者は1日、高層住宅群での大規模火災の死者が151人となったと発表した。発生から5日が経過したが、当局の捜索が継続。54人の遺体が身元不明で人定作業は難航する。香港では外国人労働者が多く、外国人の犠牲も多い。出火元の棟は11月30日時点では捜索隊が入れておらず、犠牲者が増える可能性がある。
1日、白い防護服を着た当局者らが廃虚と化した建物に続々と入った。焼けた7棟のうち4棟は捜索を終え、残るのは3棟。当局は「そのうち出火元の1棟は損傷がひどい」と説明した。
遺体の一部は損傷が激しく目視での確認が難しい。DNA型鑑定などが必要とされる。









