【香港共同】香港の高層住宅群での火災で、企業や団体から約30億香港ドル(約600億円)の寄付が集まっている。うち12億香港ドルは中国本土系の企業などが寄せた。1日付の中国系香港紙の文匯報が報じた。
火災は住宅の補修工事現場で11月26日発生し、151人が死亡、約30人が安否不明となっている。
中国企業ではIT大手アリババや自動車大手、比亜迪(BYD)などが1千万香港ドル以上の寄付を表明。電子決済サービス「アリペイ」が被災者への寄付を行う専用サイトを設置し、中国の約42万人から計1億8千万香港ドルが寄せられた。
香港では、11月30日までに個人の寄付だけで計9億香港ドルが集まった。
日本からは、香港でも人気を誇るロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんが設立した団体が10万米ドル(約1500万円)を香港赤十字社に寄付した。









