【ワシントン共同】トランプ米大統領は4日、ワシントンで、コンゴ(旧ザイール)東部での紛争を巡り、コンゴと、反政府勢力を支援する隣国ルワンダの両首脳と和平合意の履行や鉱物資源の投資に関する文書に署名した。コンゴ東部は電子機器や電気自動車(EV)の製造に不可欠なコバルトなどの鉱物資源が豊富でトランプ氏は米国の権益拡大を狙っている。
コンゴとルワンダの両外相は6月、米政府が仲介した和平合意に署名したが、コンゴ政府軍と反政府勢力「3月23日運動(M23)」の戦闘は今も終結しておらず、履行が課題となっている。
トランプ氏は、鉱物資源を米企業が採掘、加工することで「みんなが大きな利益を得ることになるだろう」と強調した。






