新年に向けて用意された金色の破魔矢=5日午前10時58分、岐阜市金町、金神社(撮影・坂井萌香)
新年に向けて用意された金色の破魔矢=5日午前10時38分、岐阜市金町、金神社(撮影・坂井萌香)

 師走に入り、岐阜県内の神社で迎春準備が進んでいる。金運の御利益で知られる岐阜市金町の金(こがね)神社では5日、黄金色に輝く破魔矢が作られた。初詣を前に10日から授与される。

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 敬神婦人会の女性や神職、巫女(みこ)ら15人ほどが輪になって、来年のえとの午(うま)の絵馬や張り子、飾りを矢に取り付けていった。破魔矢が1800円、一回り大きい鏑矢(かぶらや)が2800円で、計2500本を用意した。

 禰宜(ねぎ)の長尾良彦さん(46)は「駆け上がる馬のように、景気も跳ね上がり、良い年を迎えられるよう願っている」と話していた。

(山岸達矢)