【ニューヨーク共同】米メディア大手パラマウント・スカイダンスは10日、米同業のワーナー・ブラザース・ディスカバリーの株主に宛てた書簡を公表し、自社による株式公開買い付け(TOB)への支持を呼びかけた。競合するネットフリックスによる買収計画は「深刻な規制上の不確実性」があるとして、株主に対しパラマウントの提案を選ぶよう促した。
書簡でデービッド・エリソンCEOは、ネットフリックスによる買収は、独禁法の観点から当局審査で「長く険しい道」になる可能性が高いと指摘。パラマウントが提示した現金での買収提案について必要な資金を全て確保済みだと説明し「より高い価値と確実性を提供する」と優位性を強調した。










