週明け15日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台後半で取引された。

 午前10時現在は前週末比25銭円安ドル高の1ドル=155円89〜90銭。ユーロは19銭円安ユーロ高の1ユーロ=182円89〜93銭。

 米長期金利の上昇などに伴い、日米の金利差を意識した円売りドル買いが先行した。

 日銀が15日発表した12月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の景況感が3四半期連続の改善となった。市場では「予想通りの結果だったため、反応は限定的だ」(外為ブローカー)との声があった。