知人女性の体を触ったとして、不同意わいせつ罪に問われた岡山県警の警視和田弘男被告(58)=起訴休職中=は15日、岡山地裁(村川主和裁判長)で開かれた初公判で「女性に対しわいせつ行為を一切していない」と無罪を主張した。

 起訴状によると、昨年5月13日午後9時〜14日午前4時25分ごろ、岡山市の自宅で、酒を飲んで泥酔していた女性に馬乗りになり、下半身を触るなどわいせつな行為をしたとしている。岡山地検によると、女性は報道関係者。

 検察側は冒頭陳述で、取材のため被告の自宅を訪れた女性に繰り返し日本酒を勧めたと指摘。女性から明確な拒否をされた後も、わいせつな行為を続けたとした。