16日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比25銭円高ドル安の1ドル=155円00〜02銭。ユーロは03銭円安ユーロ高の1ユーロ=182円11〜16銭。

 日銀が18、19日に開く金融政策決定会合で、追加利上げに踏み切るとの観測から、ドルを売って円を買う動きが出た。

 市場関係者は「11月の米雇用統計の発表を16日夜に控え、大きな方向感が出にくい展開となりそうだ」と話した。