原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、第1段階の文献調査を終えた北海道神恵内村の高橋昌幸村長(75)は16日、村議会で、任期満了に伴う来年2月の村長選に7選を目指し立候補する意向を表明した。村長選は2月17日告示、22日投開票の予定。

 高橋氏は、第2段階の概要調査に関し「次の段階に進むか否かの判断には至っていない」としつつ「国のエネルギー政策に正面から取り組むべきだと考える」と語った。

 次期村長選への出馬表明は高橋氏が初めて。前回2022年選では新人との一騎打ちを制した。