【台北共同】台湾の対日本交流窓口機関、台湾日本関係協会の幹部は16日、日本で詐欺事件に関わった台湾人が今年は50人に達したと明らかにした。昨年の10倍に上る「爆発的な増加だ」と述べた。

 日本では闇バイトの取り締まり強化で詐欺の実行役の確保が難しくなり、短期滞在の外国人を勧誘する例が増えているとみられている。

 幹部は記者会見で、知らないうちに詐欺に加担するケースもあるとして注意を呼びかけた。「無料で日本に行ける」という言葉につられて日本に渡航するケースもあるという。