16日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比37銭円高ドル安の1ドル=154円88〜90銭。ユーロは06銭円高ユーロ安の1ユーロ=182円02〜06銭。
日銀が今週の金融政策決定会合で追加利上げを決めるとの見方から、日米の金利差縮小を意識した円買いドル売りが優勢だった。日経平均株価の下落も、相対的に安全資産とされる円が買われる材料となった。
市場関係者は「16日夜に発表される11月の米雇用統計の結果が良ければ、ドル買いにつながる可能性もある」と話した。






