【ニューヨーク共同】16日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続落し、前日比302・30ドル安の4万8114・26ドルで取引を終えた。朝方発表された米雇用統計を受けて米経済の先行きに対する不透明感が意識され、売り注文が膨らんだ。
米労働省が発表した11月の雇用統計は、景気動向を敏感に示す非農業部門の就業者数が市場予想を上回った一方、失業率は4・6%と9月の4・4%から悪化した。雇用面の強弱が分かれる内容となり、投資家が先行きへの警戒感を強め、買いが手控えられた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は4営業日ぶりに反発し、54・05ポイント高の2万3111・46。






