【モスクワ共同】ロシア法務省は16日、ドイツの国外向け公共放送ドイチェ・ウェレを「望ましくない団体」に指定したと発表した。指定されるとロシア国内の活動が制限される。同社はインターネットを通じて映像や記事をロシア語で発信している。
ロイター通信によると、ドイチェ・ウェレのマッシング会長は「われわれはウクライナへの侵略戦争や、ロシア国内で情報を得にくいテーマについて人々が意見を形成できるように独立した報道を続ける」とビデオ声明で発表した。
ドイチェ・ウェレによると同社の放送は現在、ロシアで禁止されており、インターネットの情報もVPN(仮想専用線)を経由させないと接続できない。







