死亡したマサチューセッツ工科大のラウレイロ教授の自宅前に集まった人たち=16日、米東部マサチューセッツ州ボストン近郊(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部マサチューセッツ州ボストン近郊で15日夜、マサチューセッツ工科大のヌノ・ラウレイロ教授(47)=核科学・物理学、原子力工学=が自宅で何者かに撃たれ、16日朝、搬送先の病院で死亡した。警察が殺人事件として捜査、犯人の行方を追っている。地元検察官事務所が明らかにした。

 米メディアによると、ラウレイロ教授はポルトガル生まれ。英国の大学で博士号を取得、2016年からマサチューセッツ工科大で研究を行い、同大のプラズマ科学・核融合センター所長も務めていた。