大垣署は17日、大垣市の80代のパート女性がキャッシュカード1枚をだまし取られ、約16万円を引き出されたと発表した。特殊詐欺事件として調べている。

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 署によると、16日午前11時30分ごろ、女性宅に市役所保険課を名乗る女から「医療保険の払戻金がある」などと電話があり、金融機関名とキャッシュカードの暗証番号を伝えた。その後、金融機関職員を名乗る男から「キャッシュカードが古いので使えなくなる。職員が取りに行く」などと電話があり、同日午後0時30分ごろに別の同職員を名乗る男が被害者宅を訪れてだまし取った。

 不審に思った女性が知人や金融機関に相談し、被害に気付いて署を訪れた。