佐久区検(長野)は18日、車で物損事故を起こしたのにすぐに報告せず、代行業者が運転したとうその説明をしたとして、道交法違反(事故不申告)と軽犯罪法違反の罪で、信濃毎日新聞社の40代男性記者を在宅起訴した。認否は明らかにしていない。

 起訴状によると、男性は3月31日夜、長野県軽井沢町の道路でガードパイプに衝突させる事故を起こしたのに申告せず、翌4月1日早朝、軽井沢署に電話をかけ「代行業者に運転してもらい、後部座席で寝ていたら衝撃があり、タイヤがパンクした。保険会社に電話をしていたら業者が立ち去ってしまった」とうその説明をしたとしている。

 同社は「深くおわびする。厳正に対処する」とのコメントを出した。