【ワシントン共同】トランプ米大統領は18日、大麻に対する規制の緩和を求める大統領令に署名した。大麻の医療応用研究などを推進するのが目的。規制薬物の分類で現在はヘロインや合成麻薬LSDと同じだが、鎮痛剤などと同じリスクの低い分類への変更を検討する。
トランプ氏はホワイトハウスで「進行性のがん患者や軍務で負傷した退役軍人ら激しい痛みに苦しむ人からこの措置を求められてきた。署名できてうれしく思う」と述べた。
昨年4月、バイデン前政権下で司法省が規制緩和を提言していた。米メディアは、規制緩和によって大麻業界への投資が促進され、関連業者の資金調達が容易になる可能性があると指摘している。










