出張先の名古屋市での宴席で酩酊し、接客した女性にセクハラをしたとして辞意を表明していた、佐賀県有田町の松尾佳昭町長(52)が24日、記者会見を開き、辞意の撤回を表明した。来年4月に町長、町議の同日選が控えており、町民から「2回選挙をしてくれるな」との声があったと説明。町長選再出馬について「揺れている」と否定しなかった。
町議会は24日、来年1月1日〜4月15日の任期満了まで松尾氏の給料をゼロにする議案を可決。松尾氏は24日、任期の全うを明言した。町によると、松尾氏が辞職した場合、町長選と町議選が分離されて約1500万円の負担増になる。
松尾氏は2018年の町長選で初当選し、現在2期目。









