北海道の釧路湿原国立公園周辺で相次ぐ大規模太陽光発電所(メガソーラー)の開発を巡り、アルピニストの野口健さんが24日、北海道庁を訪れ、大阪市の事業者が進める釧路市の建設予定地の盛り土に廃棄物が混入している疑いがあるとして、立ち入り検査を求める要望書を提出した。
事業者は日本エコロジー(大阪市中央区)。要望書は、建設工事で搬入した土砂に「ガラスや金属などのくずが混入している疑いがある」と指摘。道の担当者は「事業者に聞き取りを行うなどし、必要な調査を進めている」と話した。
野口さんは今月、釧路市議会に対しても同市が立ち入り検査するよう求める請願を提出。市議会本会議で賛成多数で採択された。







