自民党埼玉県連は24日、党費を私的流用したとして背任の疑いで県連元幹事長の小谷野五雄県議(69)を県警に告訴し、受理された。県連は10月、小谷野氏がチャイルドシートやウイスキーなどを党費で精算し、総額2794万円余りを流用したと認定。11月に最も重い除名処分としていた。
告訴後、後任幹事長の小島信昭県議(60)がさいたま市で記者会見し、党費の使途について「チェックが入る仕組みに変更する必要がある。県連役員と相談しながら進めたい」と話した。
小谷野氏は現在、県議8期目。1998年に初当選し、2019年から県連幹事長を務めていた。






