流氷観測、引き継ぎます―。気象庁が今シーズンから流氷の目視観測を取りやめたことを受け、北海道網走市は24日、流氷初日と接岸初日、流氷終日を自ら観測して発表することを決めた。市は「冬の流氷観光シーズン開始を告げる重要な取り組み」とし、地元気象台も巻き込んだ独自の観測体制を構築。交流サイト(SNS)などを活用して発信を強化する。
市の観光施設「オホーツク流氷館」の展望台を定点観測拠点とし、施設職員が毎日午前と午後に確認する。流氷接岸時の確認方法などを網走地方気象台のマニュアルや手法を引き継ぎ、気象台からの助言も受ける。市観光課や観光協会とも情報共有する。








