横綱大の里は29日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で四股やてっぽうに加え、先場所で痛めた左肩の感触を確かめるようにおっつけの動きを繰り返した。先場所千秋楽の休場からの再起に向け「初場所は絶対に出る気持ち。出る以上は情けない相撲を取れない」と表情を引き締めた。
30日に年内の稽古を打ち上げ、新年は1月2日から始動。近日中に相撲を取る稽古を再開する予定で「初日まで2週間ある。しっかりと仕上げたい」と意気込む。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は本人に調整を任せるとした上で「そろそろギアを上げていかないとね」と述べた。










