サッカーの全国高校選手権第2日は29日、東京・味の素フィールド西が丘などで1回戦15試合が行われ、聖和学園(宮城)が3-0で那覇西(沖縄)を下して2回戦に進んだ。
岐阜県代表で7大会連続12度目出場の帝京大可児は6大会ぶり2度目出場の興国(大阪)に0-2で敗れた。
帝京大可児は立ち上がりこそボールを支配されたが、徐々に攻撃の形をつくった。0-0で迎えた後半もMF青木嘉宏やFW井上蓮斗を起点に攻め込んだが、相手ゴールは割れなかった。チャンスを決め切れない間に、17分に左サイドを突破されて先制点を奪われると、23分にも追加点を許した。
夏の全国高校総体で準優勝だった大津(熊本)は7-1で北海(北海道)に大勝。優勝4度の青森山田のほか、尚志(福島)鹿島学園(茨城)浜松開誠館(静岡)金沢学院大付(石川)奈良育英、広島皆実なども勝ち上がった。
大会2連覇を目指す前橋育英(群馬)や前回大会準優勝の流通経大柏(千葉)は31日の2回戦から登場する。
◆好機決め切れず興国に0―2 主将の青木 悲願の8強後輩に託す
最後まで、歓喜の瞬間は訪れなかった。帝京大可児は持ち味の攻撃的サッカーでチャンスをつくったものの、ゴール前での決定力不足に泣き、無念の初戦敗退。主将のMF青木嘉宏は...













