たき火に当たる人たち。年末年始を乗り越えるための場で、配食に必要な寄付が減っている=29日午後、名古屋市中区、大津橋小園(撮影・坂井萌香)
温かいそばを食べながら今年を振り返る人たち=30日午後、岐阜市西駒爪町、岐阜バプテスト教会

 生活困窮に陥った時のための市役所窓口などが閉庁する年末年始、民間団体が連携し炊き出しを展開する「越冬活動」が今年も、名古屋市内で行われている。たき火を囲み人々がつながる一方、物価高を背景に食料品の寄付が減っている。岐阜市でも30日、年末恒例の年越しそばを食べる会が開かれたが、運営側は食材を集めるのに苦心。社会的孤立を防ぐために欠かせない「居場所」で、1人当たりの支援が細る現状への懸念が広がっている。

 越冬活動では、名古屋市営地下鉄名城線名古屋城駅近くの大津橋小園で来年1月3日まで、昼食と夕食を提供。コメや野菜などの食料品は寄付で賄っているが、その量は前年の6割を下回る。

 18の民間団体でつくる名古屋越冬実行委員会で...