「見る人の心の中に何かが湧き立ってくれたら」と語る絵本作家の村上康成さん(左)=中津川市付知町、熊谷榧つけちギャラリー

 絵本作家の村上康成さん(70)=東京都=が幼少期を過ごした岐阜県中津川市付知町にある熊谷榧つけちギャラリーで、原画展「『ただいま付知川』村上康成の世界展~自然へのまなざし」が開かれている。付知は創作の原点とも言える特別な土地だとし、展示会のタイトルについて「アマゴたちへの『ただいま』という言葉はすぐに浮かんだ」と笑顔を見せた。5月10日まで。

 村上さんはヤマメが主人公のデビュー作「ピンク、ぺっこん」などで知られる人気作家。昨年1月に中津川市観光大使に就き、苗木城(同市苗木)築城500年の記念ロゴを手がけるなど、地元の知名度も高い。

 小学3年生の頃、付知川に潜って水中眼鏡で川をのぞいた時に見た、アマゴが元気に泳いでいる光景が脳裏に焼き付いているという。上京後も...