世界遺産・法隆寺の五重塔前で握手する高市首相(左)と韓国の李在明大統領=14日午前、奈良県斑鳩町(代表撮影)

 高市早苗首相は14日午前、来日中の韓国の李在明大統領と共に奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺を視察した。日韓両国の歴史的な交流を象徴する地元・奈良の名所を自ら案内し、首脳同士の親睦を深める狙いがある。

 首相は午前9時ごろ、李氏を出迎えた。古谷正覚管長の説明を受けながら、日本最初の仏師とされる鞍作止利(止利仏師)作で日本美術の名品として知られる金堂の「釈迦三尊像」や五重塔などを見て回った。李氏が質問する場面もあった。

 法隆寺は現存する世界最古の木造建築で、朝鮮半島を経て日本に伝わった建築様式が用いられている。朝鮮半島の影響を色濃く受けた美術品も多く残されている。