他人の「収入・キャリア」と比べて落ち込む人が4割超。SNSが可視化する現代の格差意識に関する調査
株式会社事業家集団(東京都千代田区、代表取締役:田辺由美子)は、3つ以上のSNSを日常的に利用している全国の10代~50代の男女を対象に「幸福度が下がるSNS」に関する調査を行いました。
現代社会において、SNSは単なる連絡手段を超え、情報収集や娯楽、自己表現の場として生活に不可欠なインフラとなりました。
しかし、「SNS疲れ」や「他人との比較による自己肯定感の低下」といったメンタルヘルスへの影響が懸念されています。便利さを享受する一方で、私たちは無意識のうちにストレスを溜め込み、本来得られるはずの幸福感を損なってはいないでしょうか。
そこで、世の中に潜み、時には人を攻撃してしまう「アンチな感情」を個性的なキャラクターを通じて描く『アンチ図鑑(https://www.zukan.jigyoka.co.jp/)』を運営する株式会社事業家集団(https://www.jigyoka.co.jp/)は、3つ以上の SNSを日常的に利用している10代~50代の男女を対象に「幸福度が下がるSNS」に関する調査を行いました。
調査概要:「幸福度が下がるSNS」に関する調査
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,000人
【調査対象】調査回答時に3つ以上のSNSを日常的に利用している全国の10代~50代の男女と回答したモニター
【調査元】株式会社事業家集団(https://www.jigyoka.co.jp/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
約半数が「SNSで幸福度が下がった」と回答!気をつけるべきSNSとは?

普段よく利用しているSNSについて尋ねたところ、『LINE(91.2%)』と回答した方が最も多く、『YouTube(84.7%)』『Instagram(83.5%)』『X(79.9%)』と続きました。
9割以上が利用するLINEを筆頭に、YouTube、Instagramも8割を超えており、複数のプラットフォームを並行して使いこなす現代人の姿が浮き彫りになりました。
また、画像・動画中心のInstagramと、テキスト中心のX(旧Twitter)がいずれも高い利用率を示している点から、視覚的情報と文字情報の双方から絶え間なく刺激を受けている状況がうかがえます。
多くのSNSを日常使いする中で、ユーザーは自身の幸福感についてどのような変化を感じているのでしょうか。

SNSが利用者の気分や満足度にどの程度影響しているのかを確認しました。よくある(14.2%)』または『ときどきある(35.7%)』と回答しました。
生活を豊かにするためのツールであるはずのSNSが、なぜ利用者の幸福感を蝕む結果を招いているのでしょうか。
続いて、具体的に 幸福度が下がると感じるSNSについて尋ねたところ、『X(48.0%)』と回答した方が最も多く、『Instagram(33.6%)』『TikTok(17.5%)』と続きました。
上位3つのSNSについて、「幸福度が下がる」と思った理由についてそれぞれ詳しく聞いてみました。
X(旧Twitter)
・不満を書く人が多いから(20代/女性/パート・アルバイト)
・不毛な争いが多い(20代/男性/自営業・自由業)
・好きなアイドルの誹謗中傷が多いところ(20代/女性/パート・アルバイト)
・他のSNSと比べてアンチが多いから(30代/女性/会社員)
・なんとなく批判等が多い気がする(30代/女性/会社員)
・ネガディブな発言を見た時(40代/女性/会社員)
・デマ情報があるから(40代/男性/会社員)
・人を攻撃しているような投稿がある(50代/女性/パート・アルバイト)
・知人のキラキラした日常が投稿されるため、時折病んでしまう。(10代/女性/無職)
・リアルが充実している人を見ると自分が情けなくなるから(20代/女性/パート・アルバイト)
・みんな幸せな部分を切り取っているから羨ましく見える(20代/女性/会社員)
・キラキラしている投稿が多いので比較してしまいやすく自己肯定感がダダ下がりになる(20代/女性/会社員)
・失恋の時にhappyな投稿をみる(30代/女性/会社員)
・人と比べる回数が増えたので(40代/女性/会社員)
・他人が羨ましく見える、他人の言葉に影響を受けて、後で後悔する(40代/女性/専業主婦)
・写真だと目に入りやすいから、見たくなかったような写真も目にはいる。気分が落ちていると、明るい写真は見たくなくなる。(40代/女性/パート・アルバイト)
TikTok
・過激な動画や内容が流れてくる(20代/女性/学生)
・コメントが治安悪い(20代/女性/会社員)
・投稿に対してのマイナス発言が頻繁に見られること(20代/女性/会社員)
・つい暇な時間に見てしまい無駄な時間が過ぎてしまうため(30代/男性/会社員)
・フェイクが多いから(50代/女性/会社員)
・その時は楽しいが、時間を消費している気がする(50代/男性/会社員)
X(旧Twitter)については、誹謗中傷や不満、誤った情報など投稿内容自体がネガティブなものが多い傾向にあるようです。匿名でつぶやくように短文の投稿ができるため、他のSNSと比較してより気軽さがあり、拡散機能もあるためネガティブな投稿の影響範囲が広がりやすいことが考えられます。また、アイドルの誹謗中傷やアンチなど、有名人に対する個人の意見も多く投稿されており、それを目にすることで幸福度に影響があることも示されました。
Instagramについては、幸せな投稿と自分を比較してしまうという意見が多く挙げられました。画像や動画をメインに投稿者の生活が視覚的にわかりやすく発信されることから、閲覧者自身との比較がされやすく、加えてその回数も増えていることが考えられます。投稿は幸せな部分を切り取っているとはわかっていても、比較してしまう傾向にあるようです。また失恋したときなど、その時の自分のメンタル状況によってはより強く幸福度の低下に影響があることがわかりました。
TikTokについては、時間の消費やコメントの治安についての意見が多く挙げられました。短い時間で完結する動画が次々と表示されるため、少しの空き時間にアプリを開き、気づいたときには思っていた以上の時間が過ぎていて無駄な時間だったと感じてしまうことが多いと考えられます。また、過激な動画や内容が流れてくることもあり、意図せずネガティブな情報を見てしまうことも幸福度を下げる要因となっているようです。
6割以上が「SNSに費やす時間が無駄だと感じる」と回答…SNSが生み出すネガティブ感情とは?

SNS利用中に感じるネガティブ感情について尋ねたところ、『イライラ・怒り(31.2%)』が最も多く、『劣等感(27.2%)』『嫉妬(27.0%)』『無力感・虚しさ(24.1%)』と続きました。
これは前問でXとInstagramが上位に入ったことと整合性が取れています。タイムラインに流れる不快なニュースや過激な言動に対して反射的に怒りを感じる一方で、他人の華やかな投稿を見て自分の現状と比較し、静かに自信を喪失していく。このように、SNSは「怒りによる興奮」と「劣等感による落胆」という、相反するネガティブな感情を同時に引き起こす装置となっており、ユーザーの感情を消耗させていることがうかがえます。
このようなネガティブな感情は、具体的にどのような場面やコンテンツによって引き起こされているのでしょうか。

ネガティブ感情の要因について尋ねたところ、『SNS内での対立や過激な言動を目にしたとき(38.7%)』が最も多く、『他人の充実した生活や成功の投稿を見るとき(35.4%)』『他人と比較して、自分が劣っているように感じたとき(33.6%)』『SNSを見ていて時間を無駄にしたと感じたとき(27.8%)』と続きました。
この結果から、SNSにはリアルの世界では目にすることの少ない対立や過激な言動が目に入り、ネガティブ感情の想起に繋がっていると考えられます。特に、SNS利用中に感じるネガティブ感情の設問で『イライラ・怒り』が最も多くなったこともこちらの要因が大きく影響していることがわかります。
『他人の充実した生活や成功の投稿を見るとき』『他人と比較して、自分が劣っているように感じたとき』については、自分自身との比較に意識が向いており、SNS利用中に感じるネガティブ感情の設問での『劣等感』『嫉妬』と関連していることがわかります。
また、4番目に「時間を無駄にした」という自責の念も挙げられました。他者からの刺激だけでなく、漫然と画面を眺めてしまった自分自身への失望感も、幸福度を下げる要因となっているようです。
このようなSNSに費やす時間についてどのように感じているかを尋ねたところ、6割以上の方が『少し時間を無駄にしている(45.9%)』または『かなり時間を無駄にしている(17.4%)』となりました。
多くの人が、得られる情報の価値以上に「失っている時間」の大きさを自覚しているようです。この「無駄にしてしまった」という感覚の積み重ねは、日々の充実感を削ぐだけでなく、後悔や自己嫌悪といったネガティブな感情ループの入り口となり得ます。
最も比較対象になりやすいのは『収入やキャリア』幸福度低下の対策とは?

他人と比較してしまう経験について尋ねたところ、約6割が『よくある(17.3%)』または『ときどきある(41.1%)』と回答しました。
SNSを利用する上で多くの方が他者と自分を比較してしまうことが明らかになりました。では、具体的にどのようなテーマで比較の意識が働くのでしょうか。
比較の対象になりやすいテーマについて尋ねたところ、『収入やキャリア(45.3%)』が最も多く、『ライフスタイルや休日の過ごし方(37.0%)』『容姿や外見(35.3%)』『恋人・家庭・育児などの充実度(33.3%)』と続きました。
視覚的に分かりやすい「容姿」や「ファッション」を抑え、「収入やキャリア」が比較対象のトップとなりました。SNS上では直接的な年収額そのものよりも、仕事の成功談、高価な購入品、食事などを通じて、間接的に経済力や社会的地位が誇示される傾向があります。
これらは生活の基盤に関わる要素であるため、他者との格差をより深刻に受け止めやすく、将来への不安や現在の自分への焦りを増幅させる要因となっているのではないでしょうか。

幸福度低下を防ぐために行っていることについて尋ねたところ、『見たくない投稿を避けるようにしている(33.2%)』が最も多く、『特に意識していない(31.6%)』『他人と比較しないように意識している(21.8%)』『評価を気にしないようにしている(13.5%)』と続きました。
最も多かった対処法は「見たくない投稿を避ける」というシンプルな方法でした。一方で、「SNSを使わない時間を作る」といった抜本的なデジタルデトックスを実践している人は少数派にとどまっています。また、約3割が「特に意識していない」と回答しており、ストレスを感じつつも具体的な対策を取らない層が一定数存在することも明らかになりました。
【まとめ】SNSは幸福度を下げてしまう可能性があることが明らかに
本調査を通じて、複数のSNSを日常的に利用する人々の約半数が、その利用によって「幸福度の低下」を感じている実態が明らかになりました。特に、テキストベースで意見が衝突しやすい「X(旧Twitter)」と、視覚的な比較が生まれやすい「Instagram」が、幸福度を下げる二大要因として挙げられています。
X(旧Twitter)は、投稿内容自体のネガティブさが幸福度に影響を与えているようです。有名人を含む誹謗中傷や不満の投稿、誤った情報の発信などの個人の意見などが挙げられました。
Instagramは、自分との比較が幸福度に影響を与えているようです。投稿者のキラキラしている部分と自分を比較して自分が情けなく感じてしまう傾向にあることがわかりました。
TikTokは、投稿内容だけでなく利用方法による時間の消費という点で幸福度への影響があることが明らかになりました。短尺動画であるため気軽に見ることができ、次々と流れてくる動画を楽しんでいる間はいいものの、後になって時間を無駄にしたと感じる方が多いようです。
ユーザーが抱くネガティブな感情は、過激な言動に対する「イライラ」と、他者の成功に対する「劣等感・嫉妬」に大別されます。さらに、6割以上がSNSの利用時間を「無駄にしている」と感じており、他者との比較だけでなく、自分自身の行動に対する後悔も精神的な負担となっているようです。
SNSを通じた他人との比較対象として「収入やキャリア」が最も意識されている点は、SNSが単なる娯楽の場を超え、社会的地位や経済力を確認し合う競争の場と化している現状を示唆しています。
対策としては「見たくない投稿を避ける」という受動的な防御策が主流であり、SNSそのものから距離を置くといった根本的な解決策には至っていないのが現状です。SNSは現代生活に不可欠なツールである以上、完全に遮断することは現実的ではないのかもしれません。
しかし、無防備に情報の奔流に身を任せることは、知らず知らずのうちに心の健康を損なうリスクを高めます。今後は、単に「見ないようにする」だけでなく、自分にとってのSNSの利用目的を再定義し、他者の演出された幸福と自分の現実を切り離して考えることが必要となるのではないでしょうか。
『アンチ図鑑』でネガティブな感情を楽しさに変えてみませんか

今回、「幸福度が下がるSNS」に関する調査を実施した株式会社事業家集団(https://www.jigyoka.co.jp/)が運営する『アンチ図鑑』(https://www.antizukan.jp/)は、日常に潜むネガティブな感情「アンチ」をキャラクター化した図鑑サイトです。
誰もが心に抱える「アンチな感情」や、人間らしい反発心に焦点を当て、物事に対して反発や異なる視点を持つキャラクターや個性的な「アンチ」を集めたユニークな図鑑にすることで、それらを肯定的に受け止め、楽しむ場を提供します。
■なぜ「アンチ」なのか?
誰でも一度は、理不尽さや他人の成功に嫉妬するなど、何かに対して「アンチ」としての感情を抱くことがあるものです。
「アンチ図鑑」では、そのような「アンチ」な側面に目を向け、それぞれのキャラクターやテーマが持つ反発心や皮肉、複雑な心理を楽しむことを目的としています。
この図鑑に登場する「アンチ」たちは、ただの反抗者や敵役ではなく、何かしらの意志や信念を抱いている存在です。
それぞれの背景や心理を知ることで、単なるネガティブではない、奥深い魅力に気づくでしょう。
■キャラクター紹介
物語の中心となるのは、アンチ研究家の「ハーフパンツ博士」と助手の「ドジっこポジ子ちゃん」。「アンチな感情」を探し出し、図鑑にまとめていきます。
この図鑑に登場する「アンチ」たちは、単なる悪者・敵役ではありません。
それぞれが意志や信念を抱き、奥深い背景や心理を持つ存在です。
彼らの物語に触れることで、「アンチ」がもたらす新しい視点や他者とのコミュニケーションのあり方、また「アンチ」の魅力に気づけるはずです。

(左:アンチ研究家の「ハーフパンツ博士」、右:助手の「ドジっこポジ子ちゃん」)
ハーフパンツ博士
https://x.com/halfpantshakase
助手のドジっこポジ子ちゃん
https://x.com/dojikkopojiko
「アンチ図鑑」に登場するキャラクターたちは、それぞれユニークな性格をもっています。独特の性格に触れながら、新しい視点や共感を見つけてみてください。実は自分がよく憑りつかれる「アンチな感情」がきっとあるはずです。
・キャラクター一覧:https://www.zukan.jigyoka.co.jp/character/
▼アンチ図鑑のミッション
誰もが心に抱える「アンチな感情」を発見し、気軽に楽しめる場を提供すること。
日常の中で、他人の成功に嫉妬したり、理不尽な出来事に反発したりと、「アンチな感情」を抱く瞬間は誰にでもあります。「アンチ図鑑」は、そんな感情に向き合い、個性的なキャラクターやテーマを通じて、楽しみながら自己理解を深める場を提供します。
▼アンチ図鑑のビジョン
ユーザーが自由に参加し、意見を共有し合えるコミュニティを築くこと。
「アンチ図鑑」は、閲覧者の皆さんと共に作り上げる図鑑です。お気に入りの「アンチキャラクター」を見つけたり、「アンチな視点」をシェアしたりすることで、図鑑をより多様で豊かなものに育てていきます。
私たちは、「アンチ」という感情を通じて共感し合える場を提供し、キャラクターやテーマをきっかけに、新しい発見や気づきを生み出すコミュニティを築くことを目指しています。
・アンチ図鑑公式:https://www.zukan.jigyoka.co.jp/
・アンチ図鑑公式Instagram
https://www.instagram.com/halfpantshakase_anti/profilecard/?igsh=amJsb2g3cHA2MG1v
・アンチ図鑑公式YouTube(毎週木曜に新作を更新中!)
https://www.youtube.com/channel/UCopBiK2KNMIn60MegtfAkvQ
・アンチ図鑑公式TikTok:https://www.tiktok.com/@anti_zukan
【株式会社事業家集団 概要】
会社名:株式会社事業家集団
代表取締役:田辺由美子
住所:東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館20階
設立:2024年10月
URL:https://www.jigyoka.co.jp/
公式X:https://x.com/jigyokashudan
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