【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は14日、全国12地区の連邦準備銀行の景況報告(ベージュブック)で、全体の経済活動が「改善した」と評価した。年末商戦期の個人消費が伸びたと分析。高所得者の高級品などへの支出が活発だった一方、低所得者らは必需品以外の購入をためらうなど「消費の二極化」が鮮明になっていると指摘した。
1月5日までの報告をまとめた。27、28両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)の討議資料とする。経済活動は、12地区のうち8地区がわずかに拡大、3地区は変わらず、1地区が若干鈍化した。
雇用は大部分で変化はなかった。新規雇用が欠員の補充にとどまるなど慎重な姿勢もみられた。人工知能(AI)が人員を代替するなど雇用への影響について、現状は限定的ながらも今後数年で拡大する可能性があるとの指摘もあった。
物価は大部分の地区で緩やかなペースで上昇した。関税のコストを吸収してきた企業も関税引き上げ前に調達した在庫が底を突き、価格を消費者に転嫁し始めている。






