栃木県小山市で2022年と23年、出産したばかりの乳児2人を殺害し、遺棄したとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた住所不定、無職伊藤七美子被告(38)の裁判員裁判で、宇都宮地裁は15日、懲役12年(求刑懲役15年)の判決を言い渡した。
児島光夫裁判長は判決理由で、逮捕を警戒するメッセージを多数送信するなど自らの行動の善悪を認識できていたとし「完全責任能力があった」と認定。出産したばかりの抵抗できない2人を殺害しており「残忍と言わざるを得ない」とした。
一方、周囲に相談できず問題を抱え込んで犯行に至ったとして「交際相手にも責任の一端はあり、被告だけに責任を負わせるのは相当ではない」とも述べた。








