清原和博氏や桑田真澄氏ら、数々のスターを輩出したPL学園高硬式野球部が4月で創部70年を迎える。かつて一時代を築いたが、部内暴力などもあり新入部員の募集はストップ。休部が続き、名門復活を願うOBらが焦りを募らせる。
「野球部復活以前に学園の存続について非常に大きな岐路に立っている」。11日のOB会懇親会で、OB会長を務める桑田氏が危機感をにじませた。
部は1956年に発足。全国から有力選手が集まり、強豪校として名をはせた。甲子園では春夏合わせて歴代3位の96勝で、7回の優勝。82人がプロの世界に。
野球部OBは、強さの源泉を「厳しい規律と上下関係」と指摘する。生活は管理され、洗濯など下級生が先輩の身の回りの世話をする「付き人」制度もあった。
厳格な風土はあつれきも生んだ。2013年には上級生が寮内で下級生に暴力をふるったことが発覚し、15年度に入学する部員の受け入れ停止が決定。部員はいなくなり、17年度から休部状態が続く。
23年度に1人が入部したが、他に部員は集まらず、現在は再びゼロとなった。












