三菱自動車の社長に4月就任する岸浦恵介執行役員(56)は22日、東京都内で記者会見し、今後の経営について「(自動車業界の)競争環境はさらに厳しくなる。もう一段、二段地力を付けて持続的成長を目指す」と意気込んだ。トランプ米政権の高関税や主力の東南アジア市場の苦戦が念頭にある。

 販売戦略に言及し「営業(の工夫)でもっと売れる。自分たちの上限を突き抜ける」と強調。企業連合を組む日産自動車やフランス・ルノーに関しては「引き続き良好な関係を維持する」と語った。日産、ホンダとの3社協業についても具体化の検討を進める。

 同席した加藤隆雄社長(63)は「新しい視点で社員を引っ張ってもらえる」と述べ、経営手腕に期待を示した。