大正から昭和中期ごろまで、寒い夜の“布団のお供”だった。木枠で囲われた金属容器に炭や豆炭を入れて使う暖房器具で、木枠の向きを変えたり転がったりしても、中の器は重みの加減で常に上向きを保ち、火種が飛び出さない仕組みになっている。

 岐阜市歴史博物館(同市大宮町)の大塚清史学芸員は「この回転式タイプは、...