米軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施したことについて、防衛省沖縄防衛局の村井勝局長(左手前)らに抗議する沖縄県の池田竹州副知事(右)=4日午後、沖縄県庁

 米軍が嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)で3日にパラシュート降下訓練を行ったことに対し、池田竹州副知事は4日、防衛省沖縄防衛局の村井勝局長らを県庁に呼び出し抗議した。訓練場所として日米が合意している伊江島補助飛行場(同県伊江村)は滑走路の改修工事を終え昨年12月に運用を再開。池田副知事は「嘉手納で実施する理由はない」と批判した。

 米軍は伊江島の滑走路の劣化を理由に2023年12月以降、例外的なケースだとして嘉手納での降下訓練を繰り返してきた。今回の嘉手納での訓練に関し、村井局長は「悪天候などの制約により伊江島で訓練が行えない場合だった」と説明した。