青森市で民家の雪下ろしをする自衛隊員ら=7日午前

 衆院選の投開票日となる8日は日本海側を中心に大雪の恐れがある。全国的に有権者の出足が鈍れば投票率に影響する可能性がある。とりわけ接戦区では当落を左右しかねないため、与野党は行方を注視し、7日までに期日前投票を済ませるよう呼びかけた。

 自民党は高市早苗首相の高い人気を頼みに、無党派層への浸透を狙う。投票率が上がれば有利に働くと期待するものの、「大雪によって投票行動に結びつかない」との不安も党内にある。

 7日朝に東京都内で応援演説に臨んだ小泉進次郎防衛相は「雪がちらついて寒いが、明日はもっと寒い。今日のうちに期日前投票に行ってほしい」と聴衆に訴えた。

 中道改革連合は、立憲民主党を支援する連合と、公明党の支持母体・創価学会の組織力を強みとする。積雪の多い北海道や東北は立民がもともと強い地域なだけに、悪天候は懸念材料だ。

 野田佳彦共同代表は、雪の影響で投票終了時刻を繰り上げる投票所が出ていると指摘。「多くの人に投票してもらうのが望ましいのに、できないのは民主主義の否定だ」と記者団に語った。