「混合型脈管奇形」という先天性の難病と闘う岐阜市の女性に密着したドキュメンタリー映画「だから私は前を向く 萌々花20歳」が、19日と21日に名古屋市の映画館「伏見ミリオン座」で上映される。約半年間にわたる自撮り映像を中心に、病気と向き合いながら今を自分らしく生きる姿が映し出されている。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」混合型脈管奇形は、血管やリンパ管などが正常に形成できず、あざになったり体の一部が膨らんだりしてしまう病気。原因は分かっておらず、根本的な治療法も確立されていない。
作品はTBSテレビが制作。大学生の馬田萌々花さん(20)=岐阜市=は「障害のある子たちをサポートしたい」と、教育心理学の勉強に励んでいる。病気の影響で、今は車いすでの生活。自らカメラを回した映像には、通院の様子や大量の薬を服用すること、痛みで眠れない夜の声など、病気の現状が記録されている。一方で、友人たちとの時間を楽しんだり、仲間と成人の記念撮影をしたりする20歳の女子大生らしい素顔も詰まっている。
6歳の頃には友達と自由に遊べず「やりたいことはない、諦めた」とカメラに語っていた萌々花さん。当時を知る山本一雄監督・プロデューサーは「もう泣き言ばかりじゃなく、今はしっかり前を向いて人生を歩んでいる。そのポジティブな様子を届けたい」と語る。
萌々花さんは「自分は特別ではなく、病気もあるけれど目標を見つけて意外と普通に生きている。そういう姿を身近に感じてもらえたら」と話している。
伏見ミリオン座で開催中の「TBSドキュメンタリー映画祭2022」の上映作品の一つ。19日は午前10時25分から、21日は午後2時5分から。鑑賞料金は一般1500円。










