月へ向かう宇宙船を搭載したロケット=1月17日、米フロリダ州のケネディ宇宙センター(NASA提供・共同)

 米航空宇宙局(NASA)は日本時間の21日、国際月探査「アルテミス計画」では初となる宇宙飛行士4人を乗せた宇宙船の月周回飛行について、3月6日以降の打ち上げを目指すと発表した。米フロリダ州のケネディ宇宙センターで、ロケットに燃料を注入する最終段階の試験が無事に完了した。打ち上げ準備作業はまだ残るが、大きな関門を越えた。

 2月初めの試験では燃料漏れが発生、2月の打ち上げを断念した。機体の密閉用部品を交換したことで漏えい率が大幅に改善した。

 またNASAは21日までに、米ボーイングの新型宇宙船「スターライナー」が2024年に行った飛行試験について、事故区分で最も深刻な「タイプA」と評価する報告書を発表した。