原子力規制委員会は24日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)でテロ対策に関する文書が不適切に管理されていた問題について、4段階ある安全上の重要度のうち2番目に低い「白」と暫定評価した。1月21日に再稼働した6号機で3月18日に予定している営業運転開始に影響はない。
個人による不適切な行為と判断した。文書の紛失や社外への漏えいは確認されていない。
テロ対策の関連文書は決められた場所での厳重保管が義務付けられている。規制委によると、この社員は2020年11〜12月ごろ、勤務していた本社で文書をコピー。21年4月に柏崎刈羽原発に異動し情報管理の責任者になった後も、同様の行為を繰り返していた。同原発では20年9月以降、IDカードの不適切な管理などテロ対策の不備が相次いで判明しており、社員は「規制委からの問い合わせに対し正確に回答するため」と話しているという。
この社員は、さらに文書データを社内の共用フォルダーに保存したり、スマートフォンで撮影し社内の関係者16人にメールで送信したりしていた。







