2日、演説するフランスのマクロン大統領=ブルターニュ地方の海軍基地(ロイター=共同)

 【パリ共同】フランスのマクロン大統領は2日、欧州の核抑止に関する演説を行い、世界で核兵器の脅威が高まる中、自国が保有する核弾頭の数を増やすと表明した。

 ストックホルム国際平和研究所の推計によると、2025年1月時点のフランスの保有核弾頭数は290発。マクロン氏は具体的な増加数には言及せず、今後も保有核弾頭数は明らかにしないとの方針を示した。

 マクロン氏は演説で「われわれはリスクに満ちた地政学的な変動期を迎えている」と強調。自国の抑止力強化の重要性を訴えた。核兵器の近代化が必要だとした上で、保有核弾頭の増加を指示したと明らかにした。