覚書に署名した茂木外相(右)とカナダのマッケイ駐日大使=4日午後、外務省

 茂木敏充外相とカナダのマッケイ駐日大使は4日、外務省で面会し、第三国で紛争や自然災害といった緊急事態が起きた際、滞在する自国民の退避で互いに協力する覚書に署名した。平時から危機管理プロセスなどの情報を共有し、円滑な連携を図る。6日のカーニー首相来日を控え、協力強化を進めた形だ。

 外務省によると、両国はこれまでも国民退避で協力している。

 覚書に法的拘束力はないが、退避の際に互いの国民を優先的に扱うことになる。退避が必要となった場合、自衛隊機やカナダ軍機を活用することを想定している。日本かカナダが手配した車両を使った陸路退避も見込まれる。

 日本は同様の覚書を韓国、オーストラリアと結んでいる。