【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前日比784・67ドル安の4万7954・74ドルで取引を終えた。中東情勢の緊迫化への懸念が強まった。米原油先物相場は5営業日続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しは1バレル=81・01ドルと、終値として約1年8カ月ぶりの高値を付けた。
米国とイスラエルから攻撃を受けたイランが、石油タンカーをミサイルで攻撃したと発表。供給への不安を背景にしたエネルギー価格上昇に伴う米インフレ再燃への警戒感も投資家心理を冷やした。幅広い銘柄で売り注文が膨らみ、前日終値からの下げ幅が1100ドルを超える場面もあった。
市場では「原油価格が1バレル=100ドルを超えれば世界的な景気後退に陥る可能性が高い」(米投資会社)との声もある。この日は、建設機械のキャタピラーなど景気敏感株の売りも目立った。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落、58・49ポイント安の2万2748・99だった。






