企業規模が大きいほど、男女の月額の賃金格差が広がる傾向にあることが8日分かった。大企業では、若手で数万円の差が、ベテランになると20万円弱に開くなど勤続年数や昇進に伴う賃金の上昇幅が大きいことが影響している。8日は女性の権利向上を目指す「国際女性デー」。格差解消に向け、男性の育児休業取得を進めるなど、女性が働き続け、キャリアアップできる環境づくりが求められている。
厚生労働省の2024年の賃金構造基本統計調査を基にフルタイム労働者の平均の月額賃金を共同通信が分析し、従業員千人以上の大企業と10〜99人の小企業を比べた。
大企業では、全年代で見れば男性が40万3400円で女性が29万6600円。男性を100とした場合の女性の指数は73・5となった。小企業は男性が32万4500円、女性は25万5500円で指数は78・7。小企業は比較可能な06年から一貫して大企業よりも格差が小さかった。
大企業の勤続年数は男性が15・3年、女性が10・4年で5年近くの差がある。







