気象庁は10日、南海トラフ地震に関連があるとされるプレート境界の現象の監視を強化するために、和歌山県日高川町と香川県綾川町の計2地点で、産業技術総合研究所が設置した「ひずみ計」の観測データの活用を新たに始めた。監視に使うひずみ計は、計41地点になった。

 気象庁によると、南海トラフ沿いでは通常の地震よりはるかに遅い速度でプレート境界がずれ動く「ゆっくりすべり」が発生することがある。ひずみ計は、ゆっくりすべりに伴う岩盤の伸び縮みを捉えることができる。