日本商工会議所が17日発表した中小企業調査によると、2025年度に「最低賃金を下回る従業員がいたため、賃金を引き上げた」と回答した企業が全体の45・1%に上った。25年度の最低賃金は全国平均が過去最高の時給1121円となり、前年度からの増加額も66円と過去最大だった。政府主導の大幅な引き上げで、賃上げを余儀なくされる企業が多くなっている。
最低賃金を下回る従業員がいた割合は、都市部よりも地方で高かった。一方、現在の最低賃金を「大いに負担」「多少は負担」と答えた企業は合計で76・6%あり、特に地方の小規模企業で負担感が強かった。
調査は2月2〜27日に全国の商工会議所を通じて実施し、3780社から回答を得た。





